ローランド・ベルガー二次面接 | エージェント不要?外資系戦略コンサル転職

ローランド・ベルガー(Roland Berger)二次面接

 本社がドイツにある業界No.5のローランド・ベルガーのニ次面接のレポートです。結果は残念ながら突破出来なかったのですが、その経緯をまとめました。

Roland Berger

Roland Berger

ニ次面接に至るまで

 書類選考→筆記試験を無事突破してニ次面接に臨みました。一次面接は凄く雰囲気がよい面接だったので特に緊張せず臨みました。

 ローランド・ベルガーはメールの返信や合否判定がとても速いので、他のファームよりもとんとん拍子に選考が進みます。

ニ次面接

 面接時間は約60分、40歳前後の男性の面接官でした。

 一次面接とは違い、最初に自己紹介やら志望動機を聞かれた際にけっこう突っ込まれました。「それうちじゃなくても良くない?」「いや俺が聞きたいのはそうじゃなくてさ・・・」といったカウンターパンチをかわしつつ、ケース面接がスタートしました。

 お題は「日本にいる山岳ガイドの数を推定し、彼らの年収が2倍になる方法を考えて」でした。

 まず驚いたのが、一次面接とは違い紙やペンが用意されなかった点です。持ち物としても特に何も指定されていなかったので正直少し戸惑いました。
 幸い自前のペンと紙があったのでそれでなんとか対応、今回は20分面接官が席を外している内にバーッと考えました。

 なんとなく日本にある山の数を聞いたことがあったので、その記憶をヒントに山の数からガイド数を試算、その後年収を2倍にする方法を考えたのですが時間が足りず中途半端な形でプレゼンがスタートしました。

 ケース面接とは言え双方向のコミュニケーションが大事だと思っているので適宜「これまでで何か疑問ありますか?」と聞いたのですが「いや知らないよ。笑 俺が教えて欲しいよ。笑」と返されたので、一次面接とは異なり割と一方的に結論までバーッと話すスタイルに切り替えました。

 結論数値の試算部分は「そもそも山の数っていう概算も分からない数を軸に考えるのは微妙だと思う。」「年収2倍の方法は単価を上げることに縛られていて広い視点が足りない」などのアドバイスを頂きました。
 年収2倍の方は納得感があり反省もしたのですが、山の数に関しては自分の中になんとなくの数値感があり、それをプレゼンで説明した上で利用したので指摘に疑問が残りながらも面接は終了。平日の昼間に受けていたのでそのまま本業の仕事に戻りました。

おわりに

 翌日には結果報告のメールが届き、「残念ながら今回は見送り・・・」といった文言で落ちてしました。折角なので理由を聞いたところ丁寧に下記の用に応えてくれました。

Roland Berger不採用通知

 要は「コミュ力は認めるけど頭が悪いです」ということですね。笑

 今回の一番の反省点はフェルミ推定→ケース問題という流れでの勉強不足かなと。戦略系コンサルティングを受けるにあたって必読書の下記の本はたしかに素晴らしいのですがフェルミ推定とケース問題がバラバラなので、一つのお題の中で両方を必要とする場合の勉強は別途必要だったなと反省です。。。

 ただそれ以前に面接官と会話が噛み合わなかったり、最後のアドバイスも腑に落ちなかったりと単純に面接官との相性が合わなかったのかなとも思います。落ちたことは悔しいですが、理由も教えてくれた上に個人的には納得感もあったので他のファームの選考に集中したいと思います。

 これにてローランド・ベルガーへの挑戦は終了です。

 

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