仮想通貨を100万円買ってみた!-ギャルでも分かる仮想通貨

けんのすけです!

 2017年にとてつもない盛り上がりを見せたBitcoinを筆頭とする仮想通貨(暗号通貨)。僕は半年前(2017年5月ごろ)に興味を持ち始めて速攻10万円を投下して先日まで遊び半分で運用していました。

 結果半年間で10万円が15万円になりました!(微妙・・・)

 そしてこの度、仮想通貨に貯金のほぼ全額”100万円”を投下してみたので、折角なので100万円がその後どうなっていったのいくのかを毎月ブログでつらつらと書いていきたいと思います。成功したら褒めて下さい!失敗したら笑ってくださいね!笑

 

 

 

そもそも仮想通貨って?

 仮想通貨とは、物理的には存在せず、どこの国の政府にも管理されていないお金のことです。頭の良い人が様々な小難しい表現をしていますが、僕は「オンラインゲームの通貨」で例えられると思います。

 例えば、日本人の僕がある日、オンラインゲームに1万円課金して、ゲーム内で1万ゼニー(適当なゲーム内の通貨)をゲット出来たとするじゃないですか。そのゼニーを使えば”薬草”など様々なアイテムをゲーム内で買えます。ただしこのゲームの世界に流通出来るお金ゼニーには上限があるとします。(100億ゼニーしか出回らない的な)

 その半年後にゲームがヒットしてきて、沢山の人がプレーをするようになりました。すると無限にあると感じられていたゼニーがゲームの世界で足りなくなってきてしまいます。必然的に一人あたりに所有できるゼニーが減ってしまいます。するとどうしてもゼニーが欲しいアメリカ人の友人が僕に2万円払うから1万ゼニーをくれ!と言い出してきたりします。

 このアメリカ人に日本人の僕が1万ゼニーを2万円で売った場合、僕は差分の1万円を得したことになります。

 上記のゼニーをBitcoin等の仮想通貨に置き換えて頂ければ表面上は問題無いです。ポイントは

  1. ゲーム内に流通している通貨の上限が決まっていた。
  2. ゲームの人気が出てきたため、通貨の価値が勝手に上がった。ゲーム会社が関与した訳では無い。
  3. 日本人とアメリカ人の間で送金手数料無しで送金が行われた。

以上3点です。この3点さえ抑えることが出来れば、仮想通貨はなんとなく理解出来たと言っても良いと思います。

 ちなみに現実世界には仮想通貨が1000種類以上存在すると言われています。仮想通貨は物理的には存在しないただのプログラムなので、誰でも知識さえあれば作ることが出来るのです。感覚的には僕が公園で松ぼっくりを拾って「今から俺はこの松ぼっくりを通貨とする。1個100円または1ドルなら交換してやっても良いぞ!」と宣言するのと同じです。

 そして1000個の仮想通貨にはそれぞれ個性があります。セキュリティーがしっかりしていたり、送金スピードが速かったり、実は出回る通貨の上限が無かったり等々。そしてこの1000個の仮想通貨の中で比較的価値が認められている通貨を10種類ほど取り扱っているのが、僕がメインの取引所として利用しているCoincheckになります。Coincheckの特徴はこの取り扱い通貨の種類の多さにあります。

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なんで100万円も投下したの?

 ここからは投資の話のみします。

 仮想通貨は現在、賛否両論ありますが完全にバブル状態です。世界中の資産家や投資家を始め、日本のメガバンクや外資系投資銀行が様々な予測を言うものの、それがことごとく裏切られてきていて、誰も市場を把握出来ていない状態です。故に今後バブルが弾けて市場そのものが消え去る可能性も十分にあると思いますし、逆にバブルが弾けずに世界中に根付いてドルや円以上に取引される通貨に大変身する可能性も秘めていると思います。

 

 僕も仮想通貨で遊び始めた当初は様々な記事を追いかけて、複数の仮想通貨間で金を行き来させまくったりしていたのですが、半年経った結論としては「細かい運用をしなくても結果は変わらなかった。」というものでした。実際Bitcoinの価値は半年で2倍になりましたから、むしろ全額Bitcoinに投下しておいたら10万円は20万円になっていたなーと。(努力報われず!笑)

 

 ただ、この半年間の経験で一番感じたのが、株や不動産とは違い仮想通貨ならプロも素人も同じ土俵で勝負できるのではないか?というものでした。つまり知識の差が株や不動産ほどは結果に響かないと思ったのです。だって色々な頭良さそうな人の予測がことごとく外れていたんですもの・・・笑

もちろん最低限の勉強はしましたけどね。

 

 一方で、2017年10月頃から個人的に感じているのが、仮想通貨のチャート(仮想通貨ごとの日本円換算の価値推移折れ線グラフ)が通貨ごとに異なる動きをし始めたなーと感じました。

 つまり、今までは仮想通貨Aが値上がりしたらBもCも値上がりしていたのですが、最近はAが値上がりしてもBは変わらなかったり、Cが値下がりするとBは値上がりしたりする”比例しない動き”が見られるようになりました。理由は、仮想通貨が投資目的以外にも実際にビジネスの世界で活用される動きが本格化されてきて、今まで先行優位性で生まれた順番に通貨の価値の順番が決まっていた仮想通貨市場が、実質的に役に立つ仮想通貨に価値が偏る流れに変わったのでは無いかと考えています。

 そこで僕は「これからは中期的には『ガチでビジネスにおいて役に立つ通貨』に価値が集中してくるんじゃね?」と思いました。ちなみにその後に実生活(C to C)においてガチで役立つ通貨に価値が集中する時代が来るのではないかと思っています。

 

 だからこのタイミングで『ガチでビジネスに役立ちそうな通貨』いくつかに投資をして、中期的な資産運用をしてみよう!と思ったのです。

 

 

どの仮想通貨を買ったの?

 僕が今回購入した仮想通貨とその理由を下記にまとめました。今回はスタートなので一旦多めの8種類の通貨を購入しました。今後徐々に見極めて絞っていきたいなと思っています。

 以下に仮想通貨のポートフォリオ(各仮想通貨の保有割合)を円グラフで示し、それぞれの通貨の詳細をその後に記しました。

 

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  1. Bitcoin(15万円)

    Bitcoin ビットコイン

     はじまりの仮想通貨。完全に先行優位性で仮想通貨市場の基準通貨になっている。通貨の機能としての課題はあるものの、既にビックカメラ等で買い物が出来るようになっている点も含めて安定運用目的で投下。

  2. Ethereum(10万円)

    Ethereum イーサリウム

     二番目の仮想通貨。お金に契約書の役割をプラスしている。個人間では無く政府や企業間で積極採用されている。しかし最近はやや成熟期に入ってきてしまった気もするので、安定運用目的で投下。

  3. Ethereum Classic(15万円)

    Ethereum Classic イーサリウムクラシック

     Ethereumの双子の弟。Ethereumがかつてハッキングを受けた際に、開発者側で仕様を変更してハッキングを無効化した際に「仮想通貨は一度開発されたら開発者側で手を加えるべきではない!」という感情論の末にEthereumから分裂して出来た仮想通貨。他とは違い熱狂的な仮想通貨信者の感情が乗っかっている通貨で他とは異なる動きをすると思い、他で失敗した際のリスクヘッジ目的で投下。

  4. Auger(10万円)

    Auger オーガー

     未来に起こる出来事を当てると、当てた人に対して支払われ、外した人には支払われないという未来予測に対して責任を取らせる要素を含む仮想通貨。ギャンブルや保険に用いることで効果が期待出来ます。例えば生命保険に用いて、病気にかかった人には支払われ、かからなかった人には支払われないということを全自動で行うことが出来るそうです。

  5. Factom(10万円)

    Factom ファクトム

     証明書の認証において第三者を介する必要性を無くした仮想通貨。アメリカの住宅ローン市場で採用されることが決まっている。僕は不動産は不滅という考えなのでリスクヘッジ目的で投下。

  6. Ripple(10万円)

    Ripple リップル

     決済スピードが速く、電子マネーとしての役割では無く国際送金を目的として開発された仮想通貨。日本のメガバンクも採用を表明。Googleが出資したことでも話題になっていて、今後実際に送金が始まったら一気に伸びると思うので攻めの投下。

  7. Zcash(10万円)

    Zcash ジーキャッシュ

     仮想通貨は基本取引が全て開示されてしまうのですが、Zcashは取引を暗号化することで匿名性を得た仮想通貨。開発当初とてつもない高騰を見せて現在は緩やかな右肩上がり。JPモルガンと提携していて、匿名性が個人的には仮想通貨としてどうなのかとは思いつつ、一部の人には高いニーズはありそうなので攻めの投下。

  8. Bitcoin Cash(20万円)

    Bitcoin Cash ビットコインキャッシュ

    Bitcoinの双子の弟。Bitcoinよりも一回に送金できる量が多いのが特徴。開発された目的が投資目的とも言われているので、一旦大きな金額を投入しつつ、盛り上がっている時に抜ける作戦を見据えて攻めの投下。
  9. 日本円(0万円)

    毎月ちょっとずつ仮想通貨を日本円に戻して利益確定させようかと目論見中。

⇒合計:100万円

 

 

まとめ

 ここまで仮想通貨投資のインフラが整った今、人生一発逆転レベルの成功は見込めないと思います。それでも銀行口座にある程度お金があって、かつ不動産とかに手を出すほどの金額では無い場合は仮想通貨も考えてみて良いのではないでしょうか。

 初めての投資としてもハードルは低いので、こういうよく分からないものは一旦甘噛み程度にかじってみてはいかがでしょうか?

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